今や分子生物学の技術と考え方は、生物学の各分野に 吸収され深く根を下ろした状況となった。本書ではバイオテクノロジーに必須の分子生物学の知識と技術を体系的に解説している。

監修:NPO法人日本バイオ技術教育学会
著者:石川 統(放送大学教授、東京大学名誉教授・理博)
発行年月日:2004年4月1日
規模・装丁:A4判変型・160頁/ジャケット装、本文2色刷
ISBN:4-902600-00-5
定価:3,675円(本体:3,500円)

1.分子生物学とは何か  
  1.1 生物の共通性を求めて
 1.2 DNAの発見
 1.3 形質転換を引き起こす物質の同定
 1.4 分子生物学の開花
 1.5 分子生物学の変貌と展開
 1.6 現代の分子生物学
 1.7 ポストゲノムと分子生物学の将来
  まとめ
2.核酸とタンパク質
 2.1 DNAとRNA
 2.2 アミノ酸とタンパク質
  まとめ
3.遺伝と遺伝子
 3.1 染色体
 3.2 遺伝の法則
 3.3 遺伝子の本来
 3.4 染色体外DNA
  まとめ
4.DNAの複製と修復
 4.1 半保存的複製
 4.2 DNA合成のしくみ
 4.3 不連続的複製
 4.4 複製装置
 4.5 DNAの修復
  まとめ
5.組換え
 5.1 相同的組換え
 5.2 部位特質的組換え
 5.3 可動性遺伝因子
 5.4 ゲノムの機能性再配列
 5.5 DNAの人為的組換え
  まとめ
6.転写と転写調節
 6.1 転写によるRNA
 6.2 原核細胞における転写
 6.3 真核細胞における転写
 6.4 オペロン説とアテニュエーション
 6.5 真核生物の転写調節
  まとめ
7.転写産物のプロセシング
 7.1 ヘテロリボ核タンパク質粒子(hn RNP)
 7.2 キャップとポリ(A)付加
 7.3 スプライシング
 7.4 rRNAおよびtRNA前駆体のプロセシング
 7.5 RNAエディティング
  まとめ
8.翻訳
 8.1 コドンとフレーム
 8.2 tRNAとアンチコドン
 8.3 リボソーム
 8.4 翻訳開始の機構
 8.5 ポリペプチド鎖の伸長機構
 8.6 翻訳の終結機構
 8.7 ポリペプチドの折りたたみと翻訳後修飾
  まとめ
9.突然変異と進化
 9.1 遺伝子突然変異
 9.2 突然変異の固定
 9.3 分子進化と中立説
 9.4 ゲノムの進化
  まとめ