『新編 獣医診療指針』

 代表編集:小野 憲一郎(東京大学大学院教授) 
 編集委員:前出 吉光 (北海道大学大学院教授)      
 小川 博之 (東京大学大学院教授)      
 山根 義久 (東京農工大学教授)      
 岩崎 利郎 (東京農工大学教授)      
 徳力 幹彦 (日本大学教授)      
 高橋 英司 (帝京科学技術大学教授)      
 今井 壮一 (日本獣医畜産大学教授)      
 小久江栄一 (東京農工大学教授)
(B5判/上製・箱入り、本文2段組み・2色刷、約1,000ページ、予定本体価格30,000円)

 本書は、獣医臨床のあらゆる場面で遭遇する疾患の概説、最新の診断法と内科的治療法、ならびに治療薬剤について解説するものである。本書の構成は、@疾病別 診療指針、A臨床薬理(治療薬剤使用法、治療薬剤リスト)、B索引から編成されている。小動物を中心とするが、産業動物の一部やエキゾチックスについてもふれる。以下に本書の編成ごとの特徴を列記する。
@疾病別診療指針
(1)それぞれの疾病別診療指針は17の疾患系統に分類され、各疾患系統の冒頭項目には十分な記載量 による疾患系統全体の治療方針や今後の展望などが述べられている。
(2)取り上げられる疾患項目は全体で750を越えるが、重要度により5種類のランク(A〜E、Aは場合によって2A,3A)に分けられて記載されている。
(3)それぞれの疾患項目には、「概説」、「症状」、「治療法」が最小ユニット(Eランク)としてまとめられ、ランクにより「病態」、「診断、鑑別 診断」、「予後」、「文献」が記載される。場合によって図表が使用される。
(4)執筆には斯界の大学研究者、試験・研究機関の研究者、開業獣医師など第一線の執筆人が総勢160名以上が携っている。  
A臨床薬理
(1)ここでは「医薬品の基礎知識」、「薬物動態、投与計画」に続き、「神経 系作用薬」、「抗炎症薬」などの作用系統別の治療薬の剤型、適応、用法用量 、製剤名を解説する(動物種ごと)。  
(2)最後に疾病別診療指針の「治療法」に記載された各種治療薬について解説する。
B病名索引、事項索引、症状索引、薬剤索引